多汗症の治療について ~ 多汗症を改善 ~

多汗症の治療といえば、
ボトックス注射による治療方法などが無かった為、手術による方法が一般的でした。

交換神経節ブロック術という、
神経を部分的にブロックすることで多汗症を抑制する方法が手足や脇ではされていました。

手術痕は数ミリしかないので目立たず、発汗量が特に多い多汗症の治療に適した方法だったようです。

多汗症の治療は、日帰りか一泊二日で行われることが多いといいます。

交感神経ブロック術をしつつ、手術で汗腺を取り除くという治療法は、脇の下などに有効です。

多汗症の直接的な理由となるエクリン腺は、
手術できれいに除去することはなかなか簡単なことではありません。

それぞれの方法によって手術の効果や体に及ぼす影響は違いますが、
汗腺を取り除くタイプの手術では、発汗量がおおよそ半分程度になる手術法だと思ってください。

汗腺を取り除く手術の場合、汗が多いだけでなく汗の臭いが激しいという人には改善作用があります。

においという観点からみると大幅に抑えることが可能です。

ちなみにワキガや多汗症の手術には、健康保険が適用されます。

美容整形外科や皮膚科でも多汗症は取り扱っています。

多汗症の治療を受ける時には、
どのような方法が最も自分に合っているのか、よく検討してから決めましょう。